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根来版 ねごろばん

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大辞林 第三版の解説

ねごろばん【根来版】

南北朝時代から根来寺で刊行された書籍の総称。装丁・版式とも高野版に似る。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ねごろばん【根来版】

鎌倉後期から南北朝期にかけて,紀州(和歌山県)根来寺で刊行された古版本をさす。根来寺高野山から分立して新義真言宗を開いた本山であり,したがってその刊本の装丁,版式,料紙はおおむね高野版と同様であるが,巻子(かんす)本もある。鎌倉末期には,すでに衰えつつあった高野版よりもかえって盛んであり,三部秘経をはじめとする10種近くの真言密教の典籍を刊行しているが,豊臣秀吉による焼打ちにより焼失・散逸し,現存するものは少ない。

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