桃田柳栄(読み)ももた りゅうえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桃田柳栄」の解説

桃田柳栄 ももた-りゅうえい

1647-1698 江戸時代前期の画家
正保(しょうほ)4年生まれ。狩野(かのう)探幽門下四天王のひとりで,薩摩(さつま)島津家の絵師。作品に「狩野探幽像」がある。江戸にすんで医術もよくした。元禄(げんろく)11年1月13日死去。52歳。和泉(大阪府)出身。名は守光。通称武左衛門。別号に幽香斎。

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朝日日本歴史人物事典 「桃田柳栄」の解説

桃田柳栄

没年:元禄11.1.13(1698.2.23)
生年:正保4(1647)
江戸前期の画家。名は守光,通称は武左衛門。柳栄,幽香斎と号した。和泉(大阪府)の人。狩野探幽門下の四天王のひとりで,薩摩藩御用絵師(500石)となる。医術にもすぐれた。作品に「狩野探幽像」草稿(京都国立博物館蔵)がある。

(星野鈴)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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