デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜岡真方」の解説 桜岡真方 さくらがおか-まさかた 1804-1865 江戸時代後期の武士。文化元年生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)久慈(くじ)郡の郷士。天保(てんぽう)7年の飢饉(ききん)のとき,私財を投じて窮民をすくう。のち水戸藩尊攘(そんじょう)派に財政的援助をおこなうが,元治(げんじ)元年保守派が藩政をにぎると越後(えちご)(新潟県)にのがれた。慶応元年閏(うるう)5月6日死去。62歳。通称は源次衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例