百科事典マイペディア 「桶川[市]」の意味・わかりやすい解説 桶川[市]【おけがわ】 埼玉県中東部,大宮台地上にある市。1970年市制。市街は中山道の宿場町,市場町として発達,かつて桶川臙脂(えんじ)を産した。圏央道,高崎線が通じる。1941年に精密機械の大工場が進出して以来,付近に工場も増加したが,1960年代から宅地化,商業地化が急速に進み,大工場は1981年に移転,跡地は宅地,公園などに転用された。周辺は麦,サツマイモ多産地であったが急速な宅地化の影響で果樹栽培など都市型農業へ転換している。荒川の河川敷に,小型飛行機用のホンダ・エアポートがある。25.35km2。7万4711人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報