梅壺(読み)ウメツボ

精選版 日本国語大辞典 「梅壺」の意味・読み・例文・類語

うめ‐つぼ【梅壺】

  1. 〘 名詞 〙 禁中殿舎の名。五舎一つ。清凉殿の西北飛香舎(ひぎょうしゃ)(=藤壺)の北にある。南面中庭に紅梅、白梅があるのでこの名がつけられた。凝華舎(ぎょうかしゃ)
    1. [初出の実例]「昔、男、梅壺より雨にぬれて人のまかり出づるを見て」(出典:伊勢物語(10C前)一二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む