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飛香舎 ひぎょうしゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

飛香舎
ひぎょうしゃ

平安京内裏 (だいり) 五舎の一つ。「ひぎょうさ」「ひこうしゃ」とも読み,庭に藤が植えられていたため藤壺ともいう。女御の住居であるとともに,女御入内の儀が行われたことで名高く,内裏五舎のうちこの建物だけは現在京都御所内に保存されている。

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百科事典マイペディアの解説

飛香舎【ひぎょうしゃ】

藤壺(ふじつぼ)

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世界大百科事典 第2版の解説

ひぎょうしゃ【飛香舎】

平安宮の内裏五舎(飛香,凝花,襲芳,昭陽,淑景の五舎)の一舎。〈ひこうしゃ〉〈ひぎょうさ〉ともいい,庭に藤を植えたので藤壺(ふじつぼ)とも称する。内裏の西北部で,凝花舎の南,弘徽殿(こきでん)の西に位置する。東西棟で,《拾芥抄》は桁行5間,梁行2間の身舎(もや)の四面に廂(ひさし)を付けると記すが,《大内裏図考証》は,12世紀の中山忠親の日記《山槐記》に基づき,5間・2間の身舎に四面廂と東・西・北の3面に孫廂を付ける建物に復元する。

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大辞林 第三版の解説

ひぎょうしゃ【飛香舎】

平安京内裏五舎の一。凝華舎の南に連なり、弘徽殿こきでんの西にあった。中宮・女御の御殿。前庭に藤の木があったので藤壺ふじつぼともいう。 → 内裏

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世界大百科事典内の飛香舎の言及

【飛香舎】より

…818年(弘仁9)以降に造営されたと伝え,902年(延喜2)藤花の宴を催したという史料がその存在を確認できる早いものである。18世紀末の寛政度の内裏,および19世紀半ばの安政度に造営された京都御所には五舎のうち飛香舎のみが復興された。【今泉 隆雄】。…

※「飛香舎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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