デジタル大辞泉 「梢」の意味・読み・例文・類語 しょう【梢】[漢字項目] [人名用漢字] [音]ショウ(セウ)(呉) [訓]こずえ1 枝の先。こずえ。「梢頭」2 物の先端。「末梢」[名のり]すえ・たか こ‐ずえ〔‐ずゑ〕【×梢/×杪】 《木の末の意》木の幹や枝の先。木の先端。木末こぬれ。[類語]木末こぬれ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「梢」の意味・読み・例文・類語 こ‐ずえ‥ずゑ【梢】 〘 名詞 〙 ( 木の末の意 ) 枝の末。幹の先。木末(こぬれ)。[初出の実例]「猶蘭香の梢(こスヱ)の如くせむ」(出典:西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)九)「よものこずへそこはかとなう、けぶりわたれるほど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「梢」の読み・字形・画数・意味 梢人名用漢字 11画(旧字)11画 [字音] ショウ(セウ)[字訓] こずえ・すえ[説文解字] [字形] 形声声符は(肖)(しよう)。は末端の細小なるものをいう。〔説文〕六上に「木なり」とするが、杪末の意に用いる。[訓義]1. こずえ。2. もののすえ、はし、末端のところ、尾。3. 木の名。4. 舟のさお。5. と通じ、はらう。[古辞書の訓]〔立〕 コズヱ・ウツ・スヱ 〔字鏡集〕 コズヱ・フネノヲ・フナキ・ウツ・コシハ[語系]she、si、杪・秒・眇miは声近く、すべてものの末端、細鋭微小のものをいう。[熟語]梢雲▶・梢工▶・梢公▶・梢溝▶・梢柴▶・梢殺▶・梢▶・梢子▶・梢梢▶・梢人▶・梢頭▶・梢婆▶・梢尾▶・梢末▶[下接語]雲梢・曳梢・花梢・寒梢・危梢・喬梢・勁梢・枯梢・枝梢・樹梢・梢・繊梢・竹梢・抽梢・長梢・末梢・茂梢・寥梢・林梢 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報