梳毛紡績(読み)そもうぼうせき

関連語 かせ 名詞

百科事典マイペディア 「梳毛紡績」の意味・わかりやすい解説

梳毛紡績【そもうぼうせき】

5〜30cmの繊維の長い羊毛原料とし,梳毛を行ったのち毛糸に紡ぐ紡績法。カーディングギルコーマー,前紡機精紡機と工程は紡毛紡績に比べはるかに複雑である。しかし製品の梳毛糸は,毛羽(けば)の少ない,引き締まった,太さの均一な糸で,細番手が多い。
→関連項目トップ紡績

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世界大百科事典(旧版)内の梳毛紡績の言及

【紡績】より

…(4)コーミング工程 綿では高級糸を作る場合にこの工程にかける。梳毛紡績ではすべてこの工程にかけるが,紡毛では行わない。(5)前紡工程 ダブリングおよびドラフトを繰り返してスライバーを均整にし,かつ細くして粗糸(ロービング)を作る工程(綿紡では練条,粗紡工程)。…

※「梳毛紡績」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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