森村熊蔵(読み)もりむら くまぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森村熊蔵」の解説

森村熊蔵 もりむら-くまぞう

1850-1897 明治時代の織物業者。
嘉永(かえい)3年生まれ。家は上野(こうずけ)(群馬県)佐波郡名主で,染色家業とした。明治14年織物業をはじめ,19年染色講習所をつくる。22年無伸縮の森村縮緬(ちりめん)の特許をえた。伊勢崎織物業の発展に尽力し,同業組合長,県会議員をつとめた。明治30年9月死去。48歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む