精選版 日本国語大辞典 「楞厳院」の意味・読み・例文・類語 りょうごん‐いん‥ヰン【楞厳院】 =しゅりょうごんいん(首楞厳院)〔日本往生極楽記(983‐987頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「楞厳院」の解説 楞厳院りようごんいん 秋田県:能代市檜山町大町楞厳院[現在地名]能代市檜山字檜山町檜山町の中央、浄明(じようみよう)寺に隣する。曹洞宗、富岳山と号し、本尊は聖観音。由緒書(河田氏蔵写本)によれば、天文年間(一五三二―五五)に安東舜季が父尋季の菩提を弔うため建立し、寺禄二六石を得たが、元亀元年(一五七〇)愛季が伽藍の再建を命じ、翌二年に完成した。秋田氏転封後は、多賀谷氏が寺領二〇石のほか、境内山林を寄進した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報