榛葉英治(読み)シンバエイジ

デジタル大辞泉 「榛葉英治」の意味・読み・例文・類語

しんば‐えいじ〔‐エイヂ〕【榛葉英治】

[1912~1999]小説家静岡の生まれ。第二次大戦後の混乱した満州を描いた「赤い雪」で直木賞受賞。多彩なテーマ大衆小説を執筆した。他に「」「大隈重信」など。

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20世紀日本人名事典 「榛葉英治」の解説

榛葉 英治
シンバ エイジ

昭和・平成期の作家



生年
大正1(1912)年10月21日

没年
平成11(1999)年2月20日

出生地
静岡県掛川市

学歴〔年〕
早稲田大学文学部英文科〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
直木賞(第39回)〔昭和33年〕「赤い雪」

経歴
満州に渡り、満州国外交部に勤務。戦後、東北終戦連絡事務局で働いたが、昭和23年に辞職し上京。創作活動に入り、「渦」「淵」「流れ」の三部作を発表して注目を集める。33年敗戦後の混乱期の満州を舞台にした「赤い雪」で第39回直木賞を受賞。ほかの作品に「鉄条網の中」「蔵王」「大隈重信」「史疑 徳川家康」「冬の道」、エッセイ「川釣り礼賛」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「榛葉英治」の解説

榛葉英治 しんば-えいじ

1912-1999 昭和後期-平成時代の小説家。
大正元年10月21日生まれ。満州(中国東北部)にわたり,満州国外交部に勤務する。昭和23年から創作活動にはいり,女性の性をえがいた「渦」「淵」「流れ」の三部作で注目される。33年敗戦後の混乱した満州を舞台にした「赤い雪」で直木賞。平成11年2月20日死去。86歳。静岡県出身。早大卒。自伝に「八十年 現身の記」。

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367日誕生日大事典 「榛葉英治」の解説

榛葉 英治 (しんば えいじ)

生年月日:1912年10月21日
昭和時代;平成時代の小説家
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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