デジタル大辞泉 「標の外」の意味・読み・例文・類語 しめ‐の‐ほか【▽標の外】 1 しめ縄の張ってある外側。神社の境内や宮中など、立ち入り禁止の場所のそと。⇔標の内。2 男女の間が隔たっていること。「かう、―にはもてなし給はで」〈源・賢木〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「標の外」の意味・読み・例文・類語 しめ【標】 の 外(ほか) 神あるいは特定の人間が領有する地域の外。神社の境内、内裏などの外。転じて、比喩的な意味で男女の間が隔たっていること、相手が手のとどかないところにいることなどにも用いる。[初出の実例]「たのみすなみかきをせばみあふひぐさしめのほかにもありといふなり」(出典:道綱母集(1008頃か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例