標記(読み)ヒョウキ

デジタル大辞泉 「標記」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐き〔ヘウ‐〕【標記】

[名](スル)
目印をつけること。また、その文字符号
標題として書きしるすこと。また、その事柄。「標記の件について検討する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「標記」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐きヘウ‥【標記】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しるしをつけること。目じるしとしてしるすこと。また、その文字や符号。表号
    1. [初出の実例]「『ウルテンボルヒ』国の出品は、聯邦麻布の部に多く其標記をみる」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉五)
  3. 標題として書くこと。また、その事柄。
  4. ひょうき(表記)
    1. [初出の実例]「今此信書日本橋区の標記あるを以て」(出典:動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉上)

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