コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

権蔵 ゴンゾウ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

権蔵 ごんぞう

1718-1739 江戸時代中期の漂流民。
享保(きょうほう)3年生まれ。薩摩(さつま)(鹿児島県)の若潮丸乗組員。大坂へむかう途中で遭難し,享保14年カムチャツカ半島に漂着。19年宗蔵とともにペテルブルグでアンナ女帝に拝謁,その命によりロシア語をまなぶ。のち科学アカデミーの日本語学校教師となり,世界初の露日辞典など6冊を編集した。元文4年11月26日ペテルブルグで死去。22歳。名は権左とも。ロシア名はダミアン=ポモルツェフ。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

ごんぞう【権蔵】

と緒を布でつくったわらじ。幼児・小児が履いた。ごんず。ごんずわらじ。ごんぞうぞうり。武者草履むしやぞうり。 「 -でからくり程は歩くなり/柳多留 7

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の権蔵の言及

【草履】より

…室町時代の《七十一番歌合》にはすでに草履売りの姿も見え,一般庶民にかなり普及していたことが知られるが,江戸時代になると雪踏(せつた)師や尻切師と呼ばれる専門の職人があらわれ,商品化を推進した。元禄(1688‐1704)前期には,薄竹皮の台に緋ぢりめんや黒ビロード鼻緒の京草履,わら製の台で中ほどを細く切り残してビロードで覆った中抜き草履,イグサで編み後掛けの輪のついた幼児用の権蔵(ごんぞう),裏に獣皮を張り尻鉄(しりがね)を打った雪踏などがつくられた。また中期には2枚重ねの底に革をはさんだ裏附(うらつけ)草履,竹皮表の裏に三つ編みの麻緒を縫いつけた麻裏草履,他の材で三つ編みの緒を裏に縫いつけた藤倉草履などがあった。…

※「権蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

権蔵の関連キーワード中村四郎五郎(5代)沖山 権蔵ごんず草鞋吉田倶之松平直堅鑓の権三沖山権蔵松平直益武者草履南部景春柳多留楠正興草鞋

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

権蔵の関連情報