機法一体(読み)きほういったい

精選版 日本国語大辞典 「機法一体」の意味・読み・例文・類語

きほう‐いったいキホフ‥【機法一体】

  1. 〘 名詞 〙 仏語衆生の「機」と阿彌陀仏の「法」とは一体で不二不離の関係にあること。浄土宗西山派および真宗で説く。→機法
    1. [初出の実例]「十方衆生の願行円満して、往生成就せしとき、機法一体の南無阿彌陀仏の正覚を成じたまひしなり」(出典:安心決定鈔(14C前)本)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「機法一体」の意味・わかりやすい解説

機法一体
きほういったい

浄土宗一派である西山派浄土真宗とで用いられる言葉で,一般の人々がもっている潜在的可能性 (機) と仏陀 (特に阿弥陀仏) の教え (法) とが,本来不二一体であるとする説。

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