デジタル大辞泉 「欠目」の意味・読み・例文・類語 かけ‐め【欠(け)目】 1 欠けていて不完全な部分。2 不足した目方、また、分量。3 囲碁で、目のように見えながら、実際には目にならない所。⇔本目。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「欠目」の意味・読み・例文・類語 かけ‐め【欠目】 〘 名詞 〙① 物事の欠けて不完全な部分。欠点。[初出の実例]「四方なかとすれば円に、又円なかとすれば玦の玉の如にしてかけめありて円にもないぞ」(出典:四河入海(17C前)一三)「ここに三日月形の欠け目がありませう」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六)② 不足した目方。減量。③ 囲碁で、必要な連結点を相手に占められているため、目にならない空点。[初出の実例]「せめ合に成ると石田はみなかけ目」(出典:雑俳・柳多留‐四(1769)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例