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歌行灯 ウタアンドン

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デジタル大辞泉の解説

うたあんどん【歌行灯】

泉鏡花の小説。明治43年(1910)発表。能楽宗家の養子喜多八を主人公に、芸術至上主義神秘主義とが融合した境地を描く。

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世界大百科事典 第2版の解説

うたあんどん【歌行灯】

(1)泉鏡花短編小説。1910年1月《新小説》に発表。能役者恩地喜多八は,謡自慢のあんま宗山をこらしめ憤死させたため,能の宗家で養父の恩地源三郎に勘当され,博多節の門付(かどづけ)となり放浪の生活を送る。3年後桑名の旅宿で源三郎と小鼓の名手雪叟が呼んだ芸妓三重は,宗山の娘お袖であり,座敷で三重の舞う《海人(士)(あま)》を教えたのは喜多八だった。雪叟の鼓と源三郎の謡にひきよせられた喜多八の,宿の軒かげで唱和する声が冬の夜にひびく。

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