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正塩 セイエン

デジタル大辞泉の解説

せい‐えん【正塩】

酸または塩基が完全に中和されてできる塩。中性塩。

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百科事典マイペディアの解説

正塩【せいえん】

塩のうち,酸のH,塩基のOHまたはOのいずれをも含まないもの。すなわち酸性塩(たとえばNaHCO3),塩基性塩(たとえばBiOCl)のいずれでもないものをいう。
→関連項目

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大辞林 第三版の解説

せいえん【正塩】

酸の分子中の電離しうる水素原子を、すべて他の陽イオンで置換した形の塩。正塩の水溶液は必ずしも中性ではない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正塩
せいえん
normal salt

塩のうち、酸の水素イオンと塩基の水酸化物イオンとが過不足なく反応して生ずるものをいう。たとえばNaCl,(NH4)2SO4,Na3PO4,CuSO4,BiCl3などがそうである。中性塩とよばれることもある。ただし水溶液はかならずしも中性であるとは限らない。これに対して水素イオンが残っているものを水素塩(あるいは酸性塩ということもある)、水酸化物イオン(あるいは酸化物イオン)が残っているものを水酸化物塩、酸化物塩(あるいは塩基性塩ということもある)という。たとえば(NH4)HSO4,Na2HPO4などが水素塩であり、Cu(OH)2CuSO4,BiOClなどが水酸化物塩、酸化物塩である。[中原勝儼]

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世界大百科事典内の正塩の言及

【塩】より

…正しくは水酸化物塩hydroxide saltという)ということもある。これらに対しK3PO4やMgCl2などのように完全に中和された塩を正塩normal saltという。また,たとえばCH3COONa・CH3COOHのような塩も拡張して酸性塩といい,BiCl(OH)2のような形式のものから水分子のとれたBiClOも塩基性塩といっている。…

※「正塩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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