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正税使 しょうぜいし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

正税使
しょうぜいし

税帳使ともいう。令制における四度使 (よどのつかい。四度公文ともいう) の一つ。正税帳を中央政府に持参する国司。付属文書である神税帳,国分寺および定額寺公文,義倉帳なども正税帳と同時に持参し,諸国では2月晦日以前に,大宰府管内の国では5月晦日以前に民部省に提出した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

正税使
しょうぜいし

四度使(よどのつかい)の一つ。正税(国庫に徴納された田税(でんぜい))の1年間の収支決算書である正税帳を、毎年中央に持参する国衙(こくが)の役人をいう。[編集部]

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世界大百科事典内の正税使の言及

【正税帳】より

…奈良・平安時代に諸国において作成された1年間の正税(大税)の収支決算書。毎年同じものが少なくとも3通作成され,2通を正税使(税帳使)が付属帳簿(枝文(えだぶみ))とともに中央政府に提出した。現存の正税帳では730年(天平2)度のものがもっとも古く,天平期のものは二十数通《正倉院文書》の中に残っている。…

※「正税使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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