長野県飯田中学校教師を経て、明治20年横浜に出てジャパンメイル社員となり、30年英字新聞“Japan Times”を創刊。また「英語青年」「英語世界」などを主宰。38年早大教授に就任し、昭和5年まで英作文を担当。その間、38年“Japan Year Book”を創刊し、海外への日本紹介につとめた。また44年〜大正6年東京高師でも教鞭をとる。著書に「武信和英大辞典」(大正7年)、「武信ポケット新和英辞典」(13年)などのほか、「Classical Tales of Old Japan」、また「帝国美術史」の英訳などがあり、更に中等学校英語教科書を編纂するなど英語学習に大きな役割を果たした。