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武蔵水路 むさしすいろ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

武蔵水路
むさしすいろ

埼玉県北部,利根川の水を荒川に導水するための水路。長さ 14.35km。利根川上流に造られた矢木沢・下久保ダムによって増水した水を,行田市域の利根大堰でせきとめ,その水を荒川へ流すためのもの。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

武蔵水路

東京五輪前に大渇水となった都の要請で67年に完成。埼玉県行田市の利根川から同鴻巣市の荒川までの14・5キロの水路。流水量は最大で毎秒50トン、通常は同22〜30トン。約8割が東京都の18区18市に、残り2割が県内の16市2町の水道水となる。約1200万人が利用しているという。

(2006-08-31 朝日新聞 夕刊 2社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

武蔵水路
むさしすいろ

埼玉県北部にある人工水路。利根(とね)導水路事業の基幹施設として、水資源開発公団(現、水資源機構)によって1963年(昭和38)着工、1968年完成した。利根川と荒川を結ぶ行田(ぎょうだ)市須加(すか)から鴻巣(こうのす)市糠田(ぬかた)に至る延長14.5キロメートルのコンクリート造りの開水路である。利根大堰(おおぜき)で毎秒50トン取水し、そのうち東京都の上水用として16.6トン、埼玉県の上水用として1.6トン、工業用として1.8トン、荒川の浄化用として30トン使われる。水路は途中、見沼代(みぬまだい)用水、秩父(ちちぶ)鉄道、国道125号、元荒川などをサイホンで横切る。また、水路の堤敷は県道として利用され、国道17号から群馬県へ通じる道として利用されている。[中山正民]

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世界大百科事典内の武蔵水路の言及

【利根川】より

…(2)利根川中流地域 この地域の利水は,埼玉県行田市東方で利根川を横切る大合口の利根大堰(1968完成)で大半が取り入れられる。ここでは,埼玉東部の近世につくられた二大用水である見沼代用水葛西(かさい)用水を取り入れるほか,東京都民や埼玉県民の飲料水源である武蔵水路(用水源は矢木沢ダム,下久保ダム,草木ダムで貯水)を分ける。この地域における利水の特色は,用水供給地域が旧利根川のつくった沖積平野であるため,二つの用水とも旧河川を利用していることである。…

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