コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

歩積み預金 ブヅミヨキン

3件 の用語解説(歩積み預金の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぶづみ‐よきん【歩積み預金】

銀行などの金融機関手形割引などをする際、割引金額の一部を強制的に預け入れさせたもの。→両建て預金

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ぶづみよきん【歩積み預金】

銀行などが手形割引などで資金を貸し出す際に、貸出金の一部を強制的に預け入れさせて預金としたもの。 → 両建て預金

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

歩積み預金
ぶづみよきん

銀行などの金融機関が、商業手形の割引および商業手形を担保とする貸付を行うに際し、その一定割合を拘束し、累積した預金であり、通常は、金融機関が貸出を担保させる目的で行わせる。融資先である企業の信用を補完する目的の歩積み預金は、ある限度までは商慣習として是認されていた。その限度は、1回当り割引代り金の1~3%程度以下で、かつその累積限度は、15%ないし20%程度以下となっていた。その範囲内であれば通常の拘束性預金とみ、自粛措置として金利措置を講じればよいことになっていたが、これを超える歩積み預金については解約払出しをしなければならなかった。なお、金融自由化の進展や直接金融など企業の資金調達手段の多様化を背景に、企業に対する金融機関の力が相対的に低下してきたことから、1987年(昭和62)4月以降、拘束性預金についての規制が緩和され、規制対象から大企業、中堅企業を除外し、対象企業を中小企業基本法に定める中小企業個人企業に限定することとなった。しかし、1991年(平成3)のバブル崩壊や、国際決済銀行Bank for International SettlementsBIS)が自己資本積み増しを求めた1993年のBIS規制の実施後、金融機関は資金需要に基づかない貸出を圧縮することにしたため、歩積み預金は行われなくなった。銀行取引約定書にも、銀行が歩積み両建て預金を有する場合には、借入側はこれを銀行からの借入金と逆相殺することができる旨の文言が記載されている。[太田和男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

歩積み預金の関連キーワード交換尻再割引市中金利ビルブローカー割引市場代理交換割引手形マンデート支払利息割引料国際銀行間通信協会(SWIFT)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone