歴名(読み)れきみょう

精選版 日本国語大辞典 「歴名」の意味・読み・例文・類語

れき‐みょう‥ミャウ【歴名】

  1. 〘 名詞 〙 姓名を順次に列記すること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「勲色雖レ同、而優劣少異者、皆以レ次歴名」(出典:令義解(718)軍防)

りゃく‐みょう‥ミャウ【歴名】

  1. 〘 名詞 〙 ⇒れきみょう(歴名)

れき‐めい【歴名】

  1. 〘 名詞 〙 ⇒れきみょう(歴名)

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関連語 名詞 実例 初出

山川 日本史小辞典 改訂新版 「歴名」の解説

歴名
れきみょう

人名を列記した帳簿様の文書。古代の律令制度の用語。同様の書式の人名列記を交名(きょうみょう)ともいう。計帳制度のうえで戸口を列記した計帳歴名や,軍団ごとに作成された兵士歴名簿など,人名を記録することで行政の状況を把握できたため,いろいろな種類のものが作成された。中世でも用いられた。

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世界大百科事典(旧版)内の歴名の言及

【計帳】より

…中央官司ではこれによってあらかじめ歳入予定額を知り,予算編成作業を行うとともに,調庸収奪の基礎となる全国の口数,とりわけ課口数の推移を把握したのである。 このように令規定における計帳には手実と国帳(これはまた目録とも呼ばれる)とがあるが,そのほかになお歴名と称される計帳文書があった。これは京国の官司によって里(郷)を単位としてまとめられたもので,各戸提出の手実の内容に戸ごとの集計と公課を付し,それを一里全体にわたって書き連ねた体裁をもつ。…

※「歴名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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