死に絶える(読み)シニタエル

デジタル大辞泉 「死に絶える」の意味・読み・例文・類語

しに‐た・える【死に絶える】

[動ア下一][文]しにた・ゆ[ヤ下二]一家一門、また民族がことごとく死んで血統がなくなる。また、同種動物全部死んでいなくなる。「一族何年も前に―・えた」

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精選版 日本国語大辞典 「死に絶える」の意味・読み・例文・類語

しに‐た・える【死絶】

  1. 〘 自動詞 ア行下一(ヤ下一) 〙
    [ 文語形 ]しにた・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 一家、一族の者がみな死んでしまって、血筋・血統を引いた人がいなくなる。死んで子孫が絶える。〔和英語林集成初版)(1867)〕
    1. [初出の実例]「後には誰一人血を引く者も無く、一家は其限死絶(シニタ)えて了ふ」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

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