最新 地学事典 「母島海山」の解説
ははじまかいざん
母島海山
Hahajima seamount
伊豆─小笠原海溝とマリアナ海溝の接合部から西の海溝陸側斜面に位置する,北西─南東方向に伸びる長方形の海山。海山上部は平坦。主に凝灰岩,玄武岩,安山岩,ボニナイト,ドレライト,斑れい岩,かんらん岩などで構成。一部の構成岩石は角礫化を伴う。噴出岩や斑れい岩の化学組成は多様で,中央海嶺や沈み込み帯のものと類似する。かんらん岩は枯渇しており,ハルツバージャイトやダナイトで構成される。小笠原海台の沈み込みに伴って海溝陸側斜面が隆起して形成されたと考えられている。
執筆者:秋澤 紀克
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

