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母蛾検査 ぼがけんさ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

母蛾検査
ぼがけんさ

蚕の微粒子病を防ぐため,蚕種を採取した母蛾について微粒子の有無を検査すること。法規によって施行され,原原種と原種の検査は1蛾ごとに,また普通蚕種は掃立 (はきたて) 口ごとに,一定の歩合で母蛾をとって1口 (30蛾) ごとに顕微鏡で調べる。

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デジタル大辞泉の解説

ぼが‐けんさ【母×蛾検査】

蚕の微粒子病の母卵伝染を防ぐため、産卵を終えた母蛾をすりつぶし、顕微鏡で微粒子病の胞子の有無を検査すること。見つかればその母蛾の卵は焼却する。

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世界大百科事典内の母蛾検査の言及

【蚕種】より

…カイコの卵のことをさす産業用語。繭をとるために飼育しているカイコは〈普通蚕種〉と呼ばれる蚕種から孵化(ふか)したもので,日本種と中国種を交配して作った交雑種である。普通蚕種を作る親の蚕種を原蚕種といい,原蚕種の親の蚕種を原原蚕種という。カイコの雌のガは交尾後500~700粒の卵を産む。したがって,普通蚕種を得るために原蚕種は雌雄合わせて最低2億粒が必要となるが,実際にはその2倍以上が作られている。これらの原蚕種および普通蚕種を作ることを蚕種製造という。…

【微粒子病】より

…このような卵から孵化した次世代の幼虫は産まれながらにして微粒子病に感染していることになり,1匹の雌蛾が約500粒の卵を産むことを考えると,微粒子病の伝播(でんぱ)性はきわめて高い。したがって本病の防除は経卵伝達の経路を断つことがおもな目標となり,このためパスツールの一蛾別採種法に基礎をおいた母蛾検査が行われている。これは産卵の終わった母蛾の磨砕液について胞子の有無を顕微鏡で調べ,そのガから産まれた卵が微粒子病に汚染されているか否かを間接的に検査する方法である。…

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