デジタル大辞泉
「比比」の意味・読み・例文・類語
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ひ‐ひ【比比】
[1] 〘形動タリ〙 (多く「比比として」の形で) 物事の並び連なるさま。
※日本詩史(1771)二「揚二芳一時一、播二美千載一者、比比有焉」
※明六雑誌‐二五号(1874)
怪説〈津田真道〉「世の怪を談ずる者嘖々として少からず、怪を信ずる者比々として皆然り」
[2] 〘副〙
①
事柄がひとしなみに同じ状態であるさまを表わす語。どれもこれも。
※
東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「嬌舌春を説き〈略〉翠裙最も軽き者は比々是れ也」 〔
戦国策‐秦策・昭襄王〕
② 事柄が頻繁であるさまを表わす語。しばしば。しきりに。
※
江戸繁昌記(1832‐36)三「名を稗史垂れ、跡を
戯場に収むる者、比々焉あり」 〔
漢書‐哀帝紀〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「比比」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報