懸濁液の光散乱を利用して物質濃度を定量する分析.透過光を測定する方法と,入射光と直角の方向で散乱光を測定する方法があり,前者を濁り測定,後者を比濁分析という.散乱光を観察する場合,既知濃度の標準液と比較するときをネフェロメトリーという.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...