光散乱

世界大百科事典 第2版の解説

ひかりさんらん【光散乱】

光の波長と同じ程度の大きさの粒子に光が当たり,その進行方向を変える現象を光散乱という。光散乱は,光の波長が短いほど著しい。したがって,太陽からの光が,ちりや空気の分子によって散乱されるとき,波長が短い青色の光は赤色の光よりもよく散乱される。空の色が青く見えるのはこのためであるとされている。一方,太陽からの光が大気層にそって入射するとき,厚い空気層を通ってくる間に青や紫の光は大部分散乱され,赤い色を多く含んだ光が目に入ってくる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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