毛皮のマリー

デジタル大辞泉プラス 「毛皮のマリー」の解説

毛皮のマリー

日本の演劇作品。1967年9月、作・演出寺山修司により、東京の新宿のアートシアター新宿文化にて演劇実験室◎天井桟敷初演。丸山明宏(のちの美輪明宏)にあてて書かれた作品で、伝説の男娼マリーと、その息子として育てられた美少年・欣也との倒錯した近親愛と憎悪の世界を描き、興行的にも成功をおさめた。衣装はコシノジュンコが担当。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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