毛綿鴨(読み)ケワタガモ

デジタル大辞泉 「毛綿鴨」の意味・読み・例文・類語

けわた‐がも【毛綿×鴨】

カモ科の鳥。全長約56センチ。雄はくちばしと額がだいだい色、頭が薄い青、ほおが緑、胸が黄色、背と腹が黒い。雌は全体に茶色太平洋・大西洋北部に分布。広くは、北極圏を中心に分布する4種の総称で、良質の羽毛がとれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「毛綿鴨」の意味・読み・例文・類語

けわた‐がも【毛綿鴨】

  1. 〘 名詞 〙 カモ科の鳥。全長約五五センチメートル。雄の体は後半が黒く前半は白色に淡いクリーム色。顔は淡緑色頭上は灰青色、くちばしは橙赤(とうせき)色できわめて美しい。雌は全体に暗褐色で地味。潜水がうまく、貝・カニを主食とする。北極地方で繁殖し、冬はサハリン千島列島まで南下し、北海道東部で迷鳥として記録されている。羽ぶとん用の良質の綿羽がとれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む