気脳撮影法(読み)きのうさつえいほう(その他表記)pneumoencephalography

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気脳撮影法」の意味・わかりやすい解説

気脳撮影法
きのうさつえいほう
pneumoencephalography

略称 PEG腰椎穿刺をして腰部クモ膜下腔に気体を送込み,頭蓋内のクモ膜下腔および脳室を造影する方法。後頭下穿刺によって大槽内に気体を注入することもある。最近では,特殊な椅子患者を固定し,椅子の位置を変えて,いろいろの体位で撮影できるように工夫されている。気体の注入は徐々に,しかも分画的に行い,その都度写真を撮り,所見を確認しながら検査を進めるほうが,情報量も多いし,副作用も少い (分画気脳撮影) 。

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