水増資本(読み)みずまししほん(その他表記)watered capital

精選版 日本国語大辞典 「水増資本」の意味・読み・例文・類語

みずまし‐しほんみづまし‥【水増資本】

  1. 〘 名詞 〙 見かけだけは多くあるように見える資本

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水増資本」の意味・わかりやすい解説

水増資本
みずまししほん
watered capital

水割資本とも呼ぶ。企業資産の評価に際して,自己資本を実際以上に過大評価している資本。水増操作には出資物件の過大評価,棚卸資産の過大評価,固定資産の過少償却,諸支払準備金の過少積立て,有形資産などの過大評価がその代表的なもので,多くは業績不振の隠蔽利益捻出などを目的とした操作である。こうした蛸配当を続けると企業内容は悪化し,結局は株主債権者損害を与えることになるため,このような資本の水増は商法によって禁じられている。

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