→御茶の水
…大蔵流・鷺流よりかなり多くの狂言を伝え,《隠狸》《若菜》など固有曲も少なくない。その中には歌謡を中心とした狂言が目立ち,他流派と共有する狂言に歌謡を加えたものもあり(《水汲》など),京都の観客の好みを反映したものと考えられる。〈町風(まちふう)の狂言〉と言うべきものであろう。…
…登場人物は新発意,住持,いちゃの3人で,新発意がシテ。和泉流の《水汲(みずくみ)》は異名同曲だが,住持が登場せず,小歌中心に清水のほとりで若い男女が語らう場面だけで一曲が構成されている。本曲で歌われる小歌は中世の流行歌謡で,歌詞の大部分は《閑吟集》所載。…
※「水汲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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