デジタル大辞泉 「水蠆」の意味・読み・例文・類語 やご【水=蠆】 トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1~3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。直腸の変化した気管鰓えらで呼吸するが、イトトンボ類では尾端に3枚の鰓をもつ。やまめ。たいこむし。《季 夏》 やま‐め【水=蠆】 ヤンマの幼虫。やご。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「水蠆」の意味・読み・例文・類語 やご【水&JISEE83;】 〘 名詞 〙 トンボ類の幼虫の総称。体は筒状で、大きな複眼をもつ。池沼や水田にすみ、他の水生昆虫や小魚などを、折りたたまれている下唇腮(口の一部)を目にも止まらぬ速さで前に突き出し、くわえて食べる。呼吸は尾端や直腸の変化した鰓で行なう。ほぼ一〇回脱皮し成虫となる。たいこむし。やまめ。《 季語・夏 》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例