20世紀日本人名事典 「水谷まさる」の解説 水谷 まさるミズタニ マサル 大正・昭和期の詩人,児童文学作家 生年明治27(1894)年12月25日 没年昭和25(1950)年5月25日 出生地東京 本名水谷 勝 学歴〔年〕早稲田大学英文科卒 経歴コドモ社編集部に入り、のち東京社に移り、「少女画報」を編集ののち、著述生活に。「地平線」「基調」の同人として活躍のかたわら童話、児童読物、童謡を多く発表。昭和3年「童話文学」を創刊し「犬のものがたり」「ブランコ」などを発表。10年刊行の「葉っぱのめがね」をはじめ「薄れゆく月」「お菓子の国」などの童話集がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「水谷まさる」の意味・わかりやすい解説 水谷まさるみずたにまさる(1894―1950) 詩人、児童文学者。東京生まれ。本名勝。早稲田(わせだ)大学英文科を卒業。コドモ社に入社、東京社を経て著述生活に入った。『良友』『童話』『金の星』などに、童謡や童話、読み物を発表。1928年(昭和3)千葉省三、酒井朝彦らと同人誌『童話文学』を創刊、『手袋』『野ばら』などを発表した。子供たちの実生活のなかのささやかな事件を、ヒューマンな心情で描いたものが多い。童話集『葉つぱのめがね』(1935)のほか、少女小説も多い。[二上洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水谷まさる」の解説 水谷まさる みずたに-まさる 1894-1950 大正-昭和時代の童話作家。明治27年12月25日生まれ。少女雑誌の編集者をへて著述生活にはいる。昭和3年千葉省三らと同人誌「童話文学」を発刊,同誌に「手袋」「野ばら」などを発表した。昭和25年5月25日死去。55歳。東京出身。早大卒。本名は勝。作品に童話集「葉つぱのめがね」,詩集「水色の花」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
367日誕生日大事典 「水谷まさる」の解説 水谷 まさる (みずたに まさる) 生年月日:1894年12月25日大正時代;昭和時代の童話作家1950年没 出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報 Sponserd by