20世紀日本人名事典 「永井かな」の解説 永井 かなナガイ カナ 昭和期の植物研究家 生年明治39(1906)年 没年昭和59(1984)年10月7日 出身地京都府 学歴〔年〕京都府女子師範卒 経歴女性の植物研究家として草分け的存在で、京都府女子師範学校在学中から植物に関心を持ち、生涯独身のまま植物研究に一生をささげた。京都をはじめ近畿地方の野山をくまなく歩き、採集した植物標本は三万点以上。京都植物同好会を主宰、一般の植物愛好家を指導した。植物分類地理学会会員のほか短歌アララギ会員でもあり、植物の歌をよく詠んだ。「鞍馬・貴船の植物図譜」「植物短歌誌」などの著書がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永井かな」の解説 永井かな ながい-かな 1906-1984 昭和時代の植物研究家。明治39年生まれ。小・中学校の教員をつとめるかたわら,近畿地方で3万点以上の植物を採集。京大や鞍馬山自然科学博物館などにその標本が保存されている。京都植物同好会を主宰。昭和59年10月7日死去。78歳。京都出身。京都府女子師範(現京都教育大)卒。著作に「京都の野草図鑑」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by