永田佐吉(読み)ながた さきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永田佐吉」の解説

永田佐吉 ながた-さきち

1701-1789 江戸時代中期の商人
元禄(げんろく)14年生まれ。幼少のころ名古屋の紙屋奉公にでる。勉学心がつよく仲間にそしられて暇をだされる。郷里美濃(みの)(岐阜県)にかえり綿の仲買で成功した。母に至孝,主家に忠誠,社会に公徳つくし,信仰心あつく仏佐吉とよばれた。寛政元年10月10日死去。89歳。号は実道,覚翁。
格言など】存生の親に百味の飲食(おんじき)を供へし心世にも嬉しき(母の病気全快を詠んだ歌)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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