存生(読み)ゾンジョウ

デジタル大辞泉 「存生」の意味・読み・例文・類語

ぞん‐じょう〔‐ジヤウ〕【存生】

[名](スル)この世に生きていること。存命生存
我が身が―せる間に於ては」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
[類語]生存生息存命在世生きる生かす在るそんする永らえる

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精選版 日本国語大辞典 「存生」の意味・読み・例文・類語

ぞん‐じょう‥ジャウ【存生】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ぞんしょう」「そんじょう」とも ) この世に生きながらえること。生存。存命。また、存命の期間
    1. [初出の実例]「円仁和尚存生日」(出典:九暦‐逸文・延長八年(930)八月一七日)
    2. 「道成卿ぞんじゃうのじぶん、くらまのたもん天のまへにて」(出典:歌舞伎・和哥浦片男浪(1692か)一)
    3. 「我身が存生(ソンジャウ)せる間に於ては」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉三)
    4. [その他の文献]〔地蔵本願経‐上・一〕

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普及版 字通 「存生」の読み・字形・画数・意味

【存生】そんせい

存命。

字通「存」の項目を見る

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