永田善斎 ながた-ぜんさい
1597-1664 江戸時代前期の儒者。
慶長2年生まれ。永田格庵の父。京都の人。藤原惺窩(せいか),のち林羅山(らざん)にまなぶ。駿府(すんぷ)(静岡市)で徳川頼宣(よりのぶ)につかえる。頼宣の紀伊(きい)転封にともない和歌山藩でおしえた。寛文4年4月3日死去。68歳。名は道慶。字(あざな)は平安(庵)。通称は善吾。別号に石蘊,沕潜。著作に「膾余(かいよ)雑録」「文選髄」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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