求厭(読み)ぐえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「求厭」の解説

求厭 ぐえん

?-1688 江戸時代前期の僧。
大坂の人。江戸の増上寺浄土宗をまなび,各地をめぐって教えをひろめ,晩年は京都伏見に隠棲(いんせい)。臨終に際し,豊臣秀頼(ひでより)の次男であるとその出自をあかしたという。元禄(げんろく)元年死去。享年80歳といわれる。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android