江別屯田兵村(読み)えべつとんでんへいそん

日本歴史地名大系 「江別屯田兵村」の解説

江別屯田兵村
えべつとんでんへいそん

江別村設置のもととなった屯田兵村。明治一一年(一八七八)岩手県仁王におう(現盛岡市)などから一〇戸を屯田第一大隊付属分隊(別称江別太屯田)として開拓使が配備。同一七年から三ヵ年にわたって陸軍省所管の第一大隊第三中隊として増補、現在のJR函館本線北側、千歳川とJR高砂たかさご駅西側(兵村六丁目。通称中隊境)の間、一番通(現国道一二号)から四番通両側の間の耕宅地に配された。当初入地の江別太えべつぶと屯田(通称十二戸屯田)地点、江別川(現千歳川)左岸から石狩川左岸につながる一帯(現江別市街と王子製紙工場)は、同八年大鳥圭介から屯田兵配備のため買戻された土地であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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