20世紀日本人名事典 「沓沢朝治」の解説 沓沢 朝治クツザワ アサジ 昭和期の鷹匠 生年明治29(1896)年8月18日 没年昭和58(1983)年12月31日 出身地山形県真室川町 経歴クマタカを飼い慣らしてウサギやタヌキなどを捕るタカ狩りの伝統的技法を伝えてきた最後の鷹匠の一人。幼い時から父親について修業、70歳代まで現役を続けたが、晩年は高齢のため伏せりがちだった。その技法はマスコミでも紹介され「吹雪号」と名付けたタカとともに出演した映画「老人と鷹」は、カンヌ国際映画祭でグランプリを得た。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沓沢朝治」の解説 沓沢朝治 くつざわ-あさじ 1896-1983 昭和時代の鷹匠(たかじょう)。明治29年8月18日生まれ。山形県真室川町にすみ,父に鷹の扱い方をならう。クマタカの雛(ひな)をそだてて訓練し,冬季に鷹狩りをおこなう。記録映画「老人と鷹」で紹介され,最後の鷹匠のひとりとして知られた。昭和58年12月31日死去。87歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by