沖つ白波(読み)オキツシラナミ

デジタル大辞泉の解説

おき‐つ‐しらなみ【沖つ白波】

沖に立つ白波
「なごのうみの霞の間よりながむれば入る日をあらふ―」〈新古今・春上〉
[補説]沖の白波が「立つ」ところから「立田山」の、また、白波の「しら」と同音であるところから「知らず」の序詞ともなる。
「海(わだ)の底―竜田山」〈・八三〉
「近江の海―知らねども」〈・二四三五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おきつしらなみ【沖つ白波】

沖に立っている白波。 「わたつみの-立ち来らし/万葉集 3597
白波が立つという連想から、「立田山」の序詞。また、同音「しら」を含む「知らず」の序詞。 「風吹けば-竜田山/伊勢 23」 「近江の海-知らずとも/万葉集 2435

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