デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河合伝十郎」の解説 河合伝十郎 かわい-でんじゅうろう 1841-1865* 幕末の武士。天保(てんぽう)12年生まれ。境野求馬の次男。河合惣兵衛の養子。播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩士。諸藩の尊攘(そんじょう)派とまじわる。元治(げんじ)元年(1864)江坂栄次郎とともに脱藩。大坂の高知藩邸に潜伏中,実父が自殺したのをきき長門(ながと)(山口県)におもむこうとしたが,藩吏に捕らえられ,元治元年12月26日斬刑となった。24歳。名は宗貞。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例