河豚ちり(読み)フグチリ

デジタル大辞泉 「河豚ちり」の意味・読み・例文・類語

ふぐ‐ちり【河豚ちり】

フグちり鍋。てっちり。 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「河豚ちり」の意味・読み・例文・類語

ふぐ‐ちり【河豚ちり】

  1. 〘 名詞 〙 鍋料理一種。フグの肉、または刺身を取った後の中落ちや頭などに、豆腐野菜などを加えて湯煮し、ポンスなどにつけて食べるもの。てっちり。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「曾根崎新地の小料理屋で、ふぐちりをつつき」(出典:黒の試走車(1962)〈梶山季之〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「河豚ちり」の解説

ふぐちり【河豚ちり】

ふぐのちり鍋。ふぐと野菜・豆腐などを昆布だし汁で煮ながら、ポン酢しょうゆなどにつけて食べる。あさつき・もみじおろしなどを薬味に用いる。◇「てっちり」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android