旺文社日本史事典 三訂版 「河越の戦い」の解説
河越の戦い
かわごえのたたかい
勢力の回復をはかる山内上杉憲政 (のりまさ) が扇谷 (おうぎがやつ) 上杉朝定 (ともさだ) と結び,古河公方 (こがくぼう) 足利晴氏と通じて大軍で河越城を攻めたが,北条氏康に大敗。朝定は戦死した。この結果,両上杉氏の勢力はまったく衰え,後北条氏が関東の覇権を握った。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...