河野恕斎(読み)こうの じょさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「河野恕斎」の解説

河野恕斎 こうの-じょさい

1743-1779 江戸時代中期の儒者
寛保(かんぽう)3年生まれ。岡白駒(はっく)の長男。「論語」などの経書から小説まで精通。肥前蓮池(はすのいけ)藩(佐賀県)につかえ,大坂藩邸留守居役をつとめる。詩をよくし,片山北海混沌社に参加した。安永8年2月9日死去。37歳。名は子竜。字(あざな)は伯潜。通称は忠右衛門。著作に「洪範孔伝弁正」「東遊詩草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む