圧力容器の中で冷却水を沸騰させ、発生した蒸気でタービンを回して発電する原子炉。放射性物質を含む冷却水がタービン系にも回るため被ばく対策が必要。東京電力福島第1原発や同柏崎刈羽原発1~5号機などが採用している。加圧水型軽水炉(PWR)は圧力をかけて沸騰を抑えた1次冷却水の熱を2次冷却水に伝える。放射性物質を含む1次系と、発電タービンを回す2次系が分離されている。
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(渥美好司 朝日新聞記者 / 2008年)
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…この炉型の短所は,一次冷却材系統が高圧になること,100気圧を超える圧力にしても熱効率の悪いことである。(a)沸騰水型軽水炉(BWR) 冷却材を原子炉内で沸騰させ,その水蒸気を直接タービン発電機に送るなどして利用する型式の原子炉である。減速材も兼ねる冷却材は約70気圧に加圧された約278℃の水で,炉心の燃料棒の間を通っていくうちに沸騰して,一部は蒸気となって炉心上部の気水分離器を通って蒸気と水に分けられ,蒸気はさらに蒸気乾燥器を通って原子炉容器を出て蒸気タービンに送られる(図5-a)。…
※「沸騰水型軽水炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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