泉仲愛(読み)いずみ ちゅうあい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「泉仲愛」の解説

泉仲愛 いずみ-ちゅうあい

1623-1702 江戸時代前期の儒者
元和(げんな)9年生まれ。熊沢蕃山(くまざわ-ばんざん)の弟。中江藤樹にまなぶ。慶安3年備前岡山藩主池田光政にまねかれ,兄の蕃山とともに仕官。寛文6年泉姓を名のる。御廟(ごびょう)学校惣奉行となり,津田永忠とともに閑谷(しずたに)学校の設立,経営につくした。元禄(げんろく)15年3月20日死去。80歳。京都出身。本姓野尻通称は八右衛門。号は泉窩

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android